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本日(7月9日)午前の時点で死者88名安否不明者40名近くって…。
何が起こっているのか、西日本に。
テレビ画面に映る様子に目を疑ってしまう、これは、一体?

亡くなった方88名のうち、どのくらいの方が、
自身の死が雨によってもたらされると思っただろう。
東京に住む人間が、地震で死ぬ可能性を、頭の片隅でぼんやり考えているように
山沿いに住まわれている方は、一度は想像したかもしれないけど。
実際それがきたら、どれほど怖い思いをしてるだろう。

いや、雨というとあまりに親しみがありすぎて、辛い。
しとしととか、ちゃぷちゃぷとか…。そんじゃない。
豪雨は、私たちが知っている雨じゃないんだよな…。
波と津波が全然違うみたいに。
「何十年に一度の…」が、定番になりつつある。

道がなければ車はただの箱だし、アンテナがなければ、スマホは何の役にも立たない。
たとえ生命が助かっても、生活する土台が壊れてしまえば、半死状態になったのと同じじゃないの?
雨が降り始める前までは、ごくごく普通に生活していた人たち。
土台が崩れたら、あっという間に崩壊してしまう生活。
最先端のテクノロジーや経済効率も大切だと思うけど、
食べるとか住まうとか、直接命に関わることに、もっと経済をまわせないんだろうか。
実際日本は、オリンピックなんて開催している場合じゃないんだろうに。
観光立国?はぁ~?
そこに住まう人たちが安心安全に生活できないのに、どこにまわるのか分かりもしない経済ばかりおいかけて。
足腰が立たないのに、顔面にプチ整形をして表面だけの若さにすがりつくような。
違和感を感じる。

亡くなった方たちも、安らかになんて、とても眠れないと思う。
たとえ何十年に一度の、想定外の豪雨だったとしても
もともとは、生活とは切り離せない、雨だったんだもの。

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コトニトコ

50代の漫画描くおばさん。いつもご機嫌です!

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