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“デヴィッド・シルヴィアン”の画像を検索すると、“若いとき”とか“美しい”とか、タグが出てきて笑った(^^;

私は、彼の美しさがおそらく全盛だった頃のドンピシャ世代。
中1の時に一番仲良しだったクラスメートが“JAPAN”の大ファンでレコード(!)を貸してもらったのが“JAPAN”、そしてデビシルさんとの出会いでした。
ただ当時の私は幼くて、“JAPAN”にハマらなかった(れなかった?)し、その美しさにもあまり親しみを感じなかったけれど。
友達のことが好きすぎて、つられて、“JAPAN”は良いものだと思ってた(^^)。
なんというか、私は “JAPAN”よりむしろ【“JAPAN”を好きな女の子】が好きでした。

単純に比べることはできないが、当時の女の子たちのハートを鷲づかみしたという点で、そのあとに出てきた“DURAN DURAN” などはビジュアルの良さを前面に出し、一切隠そうとしなかったけれど。
でびしる“JAPAN”には恥じらいがありました。
そんな彼らのとんがった恥じらいが、日本の知性派少女を虜にしたんだろうなぁ。

当時の私は

 

↑このような、いかにもなオニイサンがたを最高にかっけー!と仰ぎ見ていた単純な中学生だったから。

ヨーロッパのハードロックやヘヴィメタルの様式美?というかエモーショナルで入ってきやすいメロディ。
それに比べて、“JAPAN”の、どこをつかんでよいのか分からん音楽性。


借りたアルバムを最後まで聴きとおすことができず『暗っ、暗すぎるっ』とクラクラになって、こういうのを良いと思える友達の感性(ついこの間まで小学生…)に心底驚いて、畏敬の念を抱いたんだなぁ…。
彼女は、学年二番の学力で、どこか大人びて、おしゃれさんで。
おバカで野蛮な私からみたら、影響を受けたくても受けられないくらい、無敵に素敵な女の子だった。


あぁ、いかんいかん!
デビシルさんのことを書こうすると、どうしても彼女が現れてしまうわ。

その後、転校し、彼女と接点がなくなった後も、私は、懲りずに“JAPAN”の音楽に挑みつづけて(TT)
そのたびに跳ねかえされて、頭が?になって…。

もうそろそろでしょ~?っと忘れたころに貸しレコード屋(!)に走って、しつこくレコードを借り、懲りずに、“JAPAN”にちょっかいを出しつづけていたが。
やっぱり手が届かない“JAPAN”の音楽…。

何度門前払いされても、
『いつか私だって“JAPAN”がわかるようになるぅぅ~!なるぅぅぅ~~!!』
呪文のようにに頭の中をぐぅるぐる。

年を取った今、思い返すと
【JAPANの音楽】を、絶対に好きになりたい!なれるはずだ!
という当時の私の執念は、
【頭がよく、センスが良く、落ち着きがある人間】
=イコール
【“JAPAN”が好きな女の子!】になるんだ!

というねじくれた意欲だったんだとつくづく思う。

あぁ、デヴィッドシルヴィアンのこと書こうと思ったのにぃ!
収拾がつかず、とっ散らかってしまった。
以下、次号に続く!

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コトニトコ

50代の漫画描くおばさん。いつもご機嫌です!

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