リアルタイムでＹＭＯを聴き育ちました。

彼らの大ファンでした。

ＹＭＯ時代は、細野さんの曲が好きで、教授の曲ってどれだったか、ピンとこないのですが。

ＹＭＯの三人、それぞれが凄かったから、４０年以上経っても全く古びないんですね。

あの日、あの時、あの場所で、ともに活動していた三人。それは、まさにビートルズのよう。

2023年頭に幸宏さんが亡くなって、まもなく教授…。

もうじきＹＭＯが歴史になってしまうのかな。

なんだか、年を取るのは寂しい。

教授の音楽は、ソロになってからが印象深いですね。

中くらいのファンだった私も、ソロアルバムは４，５枚もっていたと思います。

あまりにも有名な【Merry Chiristmas Mr.Lawrence】

シンプルな音のならび。その繰り返し。

４０年前に創られたその曲を、繰り返し聴き続けても飽きないのはなぜだろう？

４０年どころか、人類は、この先も、永遠に教授の曲を聴き続けていくんだろう。

果てなき音楽の力を感じさせてくれる、とんでもない才能の主でした。

高校生の頃、今はなき原宿ビブレで、教授に遭遇したことがあります。

コムデギャルソンかなにかの、ブルーのコートを身にまとって颯爽と歩きすぎていったその姿。

格好いいなんて、そんな生易しい姿じゃない！！！！

教授が通り過ぎたその後に、硬筆の筆で描いたような青い軌跡…。

あの軌跡を、追いかけることなんて、一般人にはできないですよ。

教授、この世に生まれてきてくれてありがとう。

体が朽ち果てても、心を動かす音楽の命は永遠です。

後ろに伸びていた青い軌跡、私は一生忘れません。

どうか安らかに。